法律 留保み

ビル

二つの意味があるとされる法律の留保

留保という用語は、今のままの状態を保持しておくことと法を適用除外にするか一部除外にするという意味があります。法律の留保という用語が聞かれますが、その場合、二つ意味が存在します。まず法律による行政の意味で、主に行政活動を行なう上での法の根拠が及ぶ範囲を指します。そして、その範囲については、公権力の行使には法の根拠を必要とする見解、個人の権利・自由の侵害には法の根拠を必要とする見解です。それ以外には基本的人権に関わる行政活動には法の授権を必要とする見解、行政活動全全般にわたり法の授権を必要とする見解もあります。一方、もう一つの法律の留保の意味としては、人権保障の意味があります。つまり法を制定すれば自由に人権を制約することが可能となる意味です。主に憲法学で論じられることが多く、日本国憲法においては公共の福祉の名のもと個人の人権を制約することも可能とされます。ただ国民が選挙によって国会議員を選出して立法機関である国会に送り込むので、民主主義体制においてはそれがあるのは当然なのも事実です。